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2006 Fiscal Year Annual Research Report

高速高解像力動物用X線マイクロCTによる実験的ウサギ顎関節炎の継断的解析

Research Project

Project/Area Number 18592069
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

本田 和也  日本大学, 歯学部, 講師 (30199567)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 新井 嘉則  松本歯科大学, 大学院歯学独立研究科, 教授 (20212607)
大島 光宏  日本大学, 歯学部, 講師 (30194145)
浅野 正岳  日本大学, 歯学部, 講師 (10231896)
川嶋 祥史  日本大学, 歯学部, 助手 (30349964)
江島 堅一郎  日本大学, 歯学部, 助手 (50267093)
Keywords顎関節 / 慢性関節炎 / マイクロCT
Research Abstract

高速高解像力動物用X線マイクロCTによる実験的ウサギ顎関節炎の継断的解析を行うために、本年度は小動物の顎関節にIn vivo micro CT(RmCT Rigaku社(東京日本))(マイクロCT)を用いて関節腔穿刺の開発を行った。
目的:小動物の顎関節にIn vivo micro CT(マイクロCT)を用いた関節腔穿刺の開発。
方法:マイクロCTはCT撮影と透視機能の両方が可能であり,解像力は0.03mmと大変高性能である。撮影装置のマイクロCTは17秒間で撮影可能で,回転中心とX線焦点の距離を自由に変更できる機構である。レールの上をスライド式に移動する機構を持っており,スライドテーブルの上にX線管球を取り付けることで,X線管球の焦点の位置を変化させる方法である。実験動物は,Sprague-Dawleyラット26匹と日本白色兎5匹用いた。
穿刺手技は1.顎関節に穿刺するために,小動物をpentobarbital Na(ネンブタール;大日本製薬,50mg/kg)で麻酔する。2.顎関節腔内に26ゲージ注射針を用いて,マイクロCTの透視下にて下顎頭外側縁から,関節腔へ穿刺する。3.マイクロCTによるCT撮影をおこない,針先と下顎頭との位置確認をおこなう。4.片側の関節にCFAを0.05ml注入する。
成績:術前のマイクロCTによる検査では、全例穿刺針は下顎頭と近接していた。2週間後のマイクロCTによる検査では,兎は5匹中4匹,ラットは26匹中20匹に下顎頭の骨変化が確認された。
結論:小動物の顎関節腔にCFAの注入がおこなうことができた。マイクロCTを使用するこの穿刺法は,薬物を小動物の顎関節腔に注入する研究にとって必要になると考えられる。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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