2007 Fiscal Year Annual Research Report
ブラキシズム存在下における各顎口腔疾病への枝分かれ要因に関する前向きコホート研究
Project/Area Number |
18592124
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
西川 悟郎 Okayama University, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (00172635)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
皆木 省吾 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (80190693)
沖 和広 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (00346454)
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Keywords | ブラキシズム / 顎関節症 / アンケート / 咬合 / 顎顔面疼痛 / リコール |
Research Abstract |
研究代表者らは「ブラキシズムによる異常な力を顎口腔系のどの部分が負担するかによって各顎口腔疾病の発現が決定する」という仮説を立て,これまでにも数々の研究や調査を行ってきた。分かりやすく説明すると,ブラキシズムに起因する力を歯周組織が破壊されることで代償した場合には咬合性外傷が生じ,歯質の部分で代償した場合には咬耗が生じ,それらの代償が上手く行かなかった場合には顎関節症や顎顔面疼痛が生じ,また力の分散が上手く行ったケースでは無症状に経過するという仮説である。本研究の目的はこの仮説を証明することであり,さらにはブラキシズム存在下における各顎口腔疾病の枝分かれ要因の確定を最終目標と定めている。本仮説を証明し,各顎口腔疾病への枝分かれ要因を確定するための前向きコホート研究を行うことである。 本研究はボランティアを被験者として募り,各顎口腔疾病の危険因子(アンケートによる生活習慣,精神的ストレス状態,全身症状,顎関節症状等の記録,術者による口腔内の診査を行うものである.更に一年ごとにリコールを行い,各データを採取後に統計処理を行うものである. 今年度は,平成18年度に本学の疫学研究倫理審査委員会に承認された研究計画にしたがい,研究に同意の得られた被験者26名(男性10名,女性16名)からの同意書,アンケート用紙調査の回収と,口腔内診査および歯列の研究用模型の作製を終えた.現在これらのデータの集計と分析を行っているものである.
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Research Products
(4 results)