2007 Fiscal Year Annual Research Report
クロスオーバー試験による超高齢社会に対応したインプラント治療ガイドラインの確立
Project/Area Number |
18592140
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Research Institution | Showa university |
Principal Investigator |
桑澤 実希 Showa University, 歯学部, 助教 (10343500)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 裕二 昭和大学, 歯学部, 教授 (70187251)
北川 昇 昭和大学, 歯学部, 准教授 (80177831)
内田 圭一郎 昭和大学, 歯学部, 助教 (30384332)
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Keywords | 超高齢社会 / インプラント / 補綴治療 / 治療効果 / エビデンス / QOL |
Research Abstract |
日本では自由診療として行われているインプラント治療は、他の補綴治療と比較して治療効果が大きく、患者のQOLの向上に寄与してきたことは間違いない。今後高齢者患者の増加が予測できる故に、本治療法の欠点である患者への侵襲を小さくすることと、その治療効果の高いエビデンスが必要なはずである。近年、比較的低侵襲で、低コストであるインプラントオーバーデンチャーによる治療が盛んに行われている。しかし、治療方法が臨床に浸透しているにも関わらず、前向き研究による評価は稀有である。長い間信頼性の高いインプラント治療のエビデンスが生まれることは無かった。 そこで、本研究は患者、術者にとってインプラント治療のエビデンスを構築するために前向き研究によって、超高齢社会に対応したインプラント治療ガイドラインの確立を目的とした。
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