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2006 Fiscal Year Annual Research Report

タバコによる歯周ポケット形成-タバコ中カドミウムの角化細胞増殖因子誘導能-

Research Project

Project/Area Number 18592291
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionThe Nippon Dental University

Principal Investigator

佐藤 勉  日本歯科大学, 生命歯学部, 助教授 (60130671)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 八重垣 健  日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (40166468)
小黒 章  明倫短期大学, 歯科衛生士学科, 教授 (90107780)
Keywordsタバコ / カドミウム / 角化細胞増殖因子 / 歯周ポケット / アポトーシス
Research Abstract

平成18年度に得られ研究成果は以下の通りである。
A.ヒト歯肉由来の線維芽細胞(GF細胞)とケラチノサイト(GK細胞)のCd感受性について
継代数が5〜10のGF細胞とGK細胞を、10^<-8>mM〜10mM Cd濃度(CdCl_2)の培養液中で培養し、細胞に及ぼすCdの影響をMTTアッセイとDNA合成能(^3H-tymidineの取り込み)から評価した。その結果、両細胞共にMTTアッセイではいずれのCd群においても、対照群との間に明らかな違いが認められなかった。これに対してDNA合成は、10^<-6>mM Cd濃度以上で抑制され始めたが、その程度は両細胞で異なっていた。
B.Cd曝露によるサイトカイン産生
上記の条件にて細胞をCdに曝露させた時のサイトカイン誘導(ELISA法)を測定した。その結果、GF細胞では10^<-3>mM Cd濃度でIL-6とIL-8が誘導されたが、GK細胞では抑制される傾向にあった。この結果から、Cdに対する細胞応答はGF細胞とGK細胞で異なることが示唆された。
C.Cdによるアポトーシスの誘導
上記濃度のCd曝露によるアポトーシス誘導の有無について、Guavaシステムを用いて解析中である。
D.角化細胞増殖因子(KGF-1)の産生
上記濃度のCd曝露によるKGF-1産生について、ELISA法にて測定中である。
E..GF細胞とGK細胞に及ぼすLPSの影響
大腸菌由来のLPSを用いて、A〜Dの実験を進めている。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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