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2006 Fiscal Year Annual Research Report

8020達成者を対象とした歯の健康に関連する遺伝子多型のSNPs解析

Research Project

Project/Area Number 18592294
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionOsaka Dental University

Principal Investigator

三宅 達郎  大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (40200141)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 上村 参生  大阪歯科大学, 歯学部, 助教授 (70168665)
神原 正樹  大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (90103085)
Keywords歯学 / 遺伝子 / ゲノム / 8020達成者 / SNPs解析
Research Abstract

8020達成者143人および無歯顎者61人を対象に、CD-14、IL-1βおよびNFκBに関するSNPs(一塩基多型)の発現頻度、8020達成者と無歯顎者との間において、異なるのかを検索した。
実験方法は、まずBual Swab法にて試料を採取した。この試料からシリカビーズ吸着法にてDNAを抽出し、匿名化した後、ASPAllels Specific Primer)-PCR法を用いて、SNPsの発現頻度を調べた。なお、CD-14、IL-1βおよびNFκBに関わらない遺伝情報については、はすみやかに廃棄した。解析対象のSNPsは、インターロイキンIL-1βについては、rs1799916,rs1133555、ミトコンドリアについてはAC10398GT、C5178A、NFκBについては、rs2281583、rs2295587、の合計6ケ所であった。
その結果、8020達成者および無歯顎者のいずの場合も、インターロイキンIL-1βのrs1799916に関しては、すてがTTであり、rsll33555に関してはすべてがCCであった。また、ミトコンドリアのAC10398GTに関してはGGとAAとの割合が、また、C5178Aに関してはCCとAAとの割合が、さらに、NFκBのrs2281583に関しては、GGとAAとの割合が、それぞれ8020達成者と無歯顎者との間で、ほぼ同じであった。しかし、NFκBのrs2295587に関しては、無歯顎者がすべてGGであるのに対して、8020達成者では、GGが90.2%、ヘテロが9.8%の値を示し、差が生じた。
この結果から、NFκBのrs2295587がヘテロであることは歯の健康因子である可能性があり、今後、被験者を増加させて、このことを検証していく予定である。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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