2006 Fiscal Year Annual Research Report
臨地看護実習前到達度評価のためのCBT実行プログラムの開発と評価システムの構築
Project/Area Number |
18592337
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
稲垣 健治 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (00080193)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
風岡 たま代 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教授 (50224382)
豊島 由樹子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教授 (80249234)
坂田 五月 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 講師 (90288407)
石野 麗子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 講師 (10340118)
隆 朋也 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 講師 (90350909)
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Keywords | 看護教育 / 多肢選択問題 / 状況設定問題 / コンピュータ / 到達度評価 |
Research Abstract |
本研究の目的は、小規模看護系教育機関においても看護教員自身が運用可能な臨床看護実習前到達度評価のためのCBT実行プログラムの開発と評価システムの構築である。状況設定問題を保存管理するデータベースとしては、汎用性を考慮してマイクロソフト「オフィス」に含まれるアクセスを利用した。サーバ実行のオンラインプログラムは通常のパーソナルコンピュータ(Windows XP Professional)で実行確認ができるIIS上で動作するaspファイルとした。ネットワーク上での動作確認は大学のWindows NTサーバで行った。 データベースには状況設定、連問形式の設問文と選択肢、その解説、さらにこれらのデータ管理ページが必要となるので、これらをデータ入力フォームにタブコントロールを組み込んでページ切り替えできるようにして配置した。なお、各設問には図表が利用できる。図表は図表管理フォルダーに保存し、データ入力フォームとは相対パスでリンクさせた。サーバのオンラインプログラムに読み込ませるデータはクエリでオンライン表示に必要なデータのみを抽出できるようにした。インターネット上で実行できる状況設定対応型多肢選択問題プログラムをオリジナルに作成し、正常に動作することを確認した。 上記とは別に、Xタイプの多肢選択問題を学生の自己学修用にオンラインで配信していたが、CBTでは多人数同時アクセスに対応できなければならない。自己学修の配信において、アクセス集中時にフリーズがたびたび起こることが判明した。そこで、サーバに配置するデータベースを変更した。すなわち、フリーソフトであるMySQLにアクセスのデータをリンクで流し込み、再度同時アクセスに問題が生じないかどうかをテストしている。現時点では正常に動作しているが、サーバへの負荷をかけながらのテストも必要と考えている。3年計画の初年度目標(状況設定問題プログラム開発と新規MCQ作成)はほぼ実行できたと評価している。
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Research Products
(2 results)