2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18592374
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
結城 瑛子 Yokohama City University, 医学部, 教授 (90310474)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松浦 信夫 聖徳大学, 人文学部, 教授 (50002332)
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Keywords | 肥満予防 / 食行動 / 質問紙 / 肥満児 / 学校保健 |
Research Abstract |
本研究は子どもの肥満予防対策として、視覚的により理解しやすい媒体としてコンピューター画面上で回答する「食行動質問表を活用した肥満予防対策画像ツール(音声あり・音声なしの2方法)の開発」を目的としたものである。対象者は「肥満者に多い食行動(子ども45問)」に回答しながら、肥満になりやすい食行動について学習することができる。そして、従来の紙媒体の質問紙ではできなかった、回答結果をグラフ化し直ちに画面に表示できるため、その場で自己の食行動を認識できるようになった。また、そのグラフを用いて学校等の保健室、企業の健康管理室、保健センター、クリニック等での保健指導に活用できる等の有用性がある媒体である。 プログラム開発をNTT-アドバンステクノロジー社に依頼し、担当者とともに、画像ツールの開発に必要な仕様・操作画面等について複数回の検討を重ね、「食行動質問表を用いた肥満予防対策画像ツール(音声あり・音声なしの2方法)の開発をおこなった。現在、学校(中学校・高等学校・大学)の保健室、企業の健康管理センター、クリニック等で試行中であり、対象者データーの蓄積と、保健指導の有効活用への方策を試行しているところである。保健師・医師からグラフを用いて説明を受け、日常の食生活についての話し合いの資料として活用されている。実施後の感想として「このような食生活をしていることを今まで全く意識していなかった。少し食事を注意してみて、半年経ったらまた、調査にきたい。」という対象者もあることから、印刷したグラフを個人ファイルに残し、その後の結果と比較してみる方法を試みている。 現在、試行受け入れ施設は学校(中学校・高等学校・大学)の保健室3箇所、企業の健康管理センター1箇所、クリニック1箇所である。引き続き試行を継続していく。研究成果は第54回日本小児保健学会(於:前橋)で発表した。学会誌への投稿を準備中である。
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Research Products
(3 results)