2006 Fiscal Year Annual Research Report
変化ステージ理論に基づく禁煙支援の看護教育・実践に導入するモデル作成
Project/Area Number |
18592395
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
嶺岸 秀子 北里大学, 看護学部, 助教授 (20258883)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲吉 光子 北里大学, 看護学部, 教授 (60203212)
久保 五月 北里大学, 看護学部, 講師 (60348597)
平田 香織 北里大学, 看護学部, 助手 (30406904)
三上 洋 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (80173996)
有馬 志津子 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (60324787)
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Keywords | 変化ステージ理論 / 禁煙支援 / 看護教育・実践 / がん予防 / モデル作成 |
Research Abstract |
1.9月にカナダ、トロントでの学会に参加して発表。国外の禁煙研究の情報を収集した。 2.禁煙教育プログラムを17年度学部2年生に試みた結果を18年12月の日本看護科学学会で発表:(1)知識は上昇し、(2)介入前の低得点群に禁煙支援への意欲と自信の上昇が見られた。しかし、(3)医療者としての役割意識や禁煙支援への積極性は変化無し。 3.演習の学部生1名が禁煙の知識を活用し、母と共に父親の禁煙を支援した成果を変化ステージモデルで考察した研究を、卒後1年目で学会発表。 4.臨床看護師に禁煙教育プログラムをパイロットスタデイとして17-18年に実施。 (1)禁煙教育(禁煙の害、禁煙指導)への自信が高まり、教育を重要と考え,責任を感じるように変化。(2)「医療者は規範となるべき」「医療者の喫煙」には寛容な態度。(3)看護師の変化:受講後3ヶ月、周囲の喫煙する友人・家族・同僚に禁煙アプローチを試み、その体験や参加者自身の喫煙・禁煙体験を語る。9ヶ月は院内の喫煙(患)者とたばこを話題に対話を深めて情報を提供できている。喫煙者(看護師)は「なぜ自分は喫煙しているのか?」と禁煙宣言に取り組む。 <3.4は第21回日本がん看護学会学術集会・第2回国際がん看護学会学術集会で発表> まとめ:18年度予定のstep1・2「禁煙教育プログラムの実施と内容の検討・評価・修正」を終えた。
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