2007 Fiscal Year Annual Research Report
変化ステージ理論に基づく禁煙支援の看護教育・実践に導入するモデル作成
Project/Area Number |
18592395
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
嶺岸 秀子 Kitasato University, 看護学部, 准教授 (20258883)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲吉 光子 北里大学, 看護学部, 教授 (60203212)
久保 五月 北里大学, 看護学部, 准教授 (60348597)
平田 香織 北里大学, 看護学部, 助手 (30406904)
三上 洋 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (80173996)
有馬 志津子 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (60324787)
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Keywords | 変化ステージ理論 / 禁煙支援 / 看護教育・実践 / がん予防 / モデル作成 |
Research Abstract |
19年度の予定は「Step3.研究者と看護者とのアクションリサーチ実施期:たばこコントロールプログラムを学んだ看護師が、臨床で患者・対象者(家族、友人、看護師、医療職者など)に禁煙支援を実施する」であった。 結果:研究者が、18年度とは異なる施設の看護師に、たばこコントロールプログラムの看護教育を実施し、臨床の看護師が学んだ知識と技術を、喫煙者(患者、同僚、看護師、家族、友人)に、どのように活用していくのかを明らかにした。 看護師12名(20〜50代)は、禁煙指導への意欲があり、禁煙指導への責任を感じ、たばこ対策を健康問題として重要と考えていた.12名4名は外来看護師で、喫煙の知識が必要と考えて受講しており、勉強会でのロールプレイング実施の効用を認めた。個々の看護師の3ヶ月間の取り組みについては、以下の3つに分けられた。(1)父親、配偶者、娘など家族に実施して困難を感じた体験と今後の予定、(2)父親や配偶者に禁煙支援を行う予定・計画と、禁煙実態について情報収集した内容の発表、(3)父親が健康上のリスクを実感して禁煙に取り組み始めた報告と、そのサポートに禁煙プログラムの知識を活用できている体験である。特徴として「'タバコをなぜ吸うのか'をこれまできちんと聴かなかったので、'もっと気持ちを聴いてみようと思う'」との振り返りがあった。19年度予定のStep3を終えた。研究方法については、禁煙プログラムに2回の合同会議による対話を追加してきたが19年度は、2回目の時期を6ヶ月後として、18年度の9ヶ月よりも3ヶ月早めた.18年度と19年度の比較分析も今後の課題である。
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[Journal Article] Tobacco control curricula content in baccalaureate nursing progra ms in four Asian nations2007
Author(s)
Sarna, L., Danao, L., Chan, S., Shin, S., Baldago, L., Endo, E., Minegishi, H.and Wewers, M
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Journal Title
Nursing Outlook 54
Pages: 334-344
Peer Reviewed
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