2007 Fiscal Year Annual Research Report
中核市の保健師活動における地区活動と業務体制に関する研究
Project/Area Number |
18592423
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
井手 知恵子 Oita University, 医学部, 教授 (00232421)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
志賀 たずよ 大分大学, 医学部, 准教授 (90305847)
里見 美子 大分大学, 医学部, 助教 (20404379)
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Keywords | 地域看護学 / 保健師活動 / 中核市保健師 / 業務体制 / 地区活動 |
Research Abstract |
本研究は、中核市における保健師の受持ち地区の状況や業務体制、活動実績から、中核市保健師活動の効率的かつ効果的な体制整備を検討し、保健師活動の発展と課題について明らかにすることを目的としている。 このため、全国の中核市を対象とする調査の実施と、代表的な中核市に対して現地調査を計画し、中核市保健師の保健師配置や受持ち地区の規模、業務体制などの条件、中核市移行後の保健師活動実績の変遷、中核市の行政組織における保健師の配置状況、保健師の業務体制、受持ち地区の人口規模や面積などの地理的条件、保健センターや公民館など保健師の活動拠点と対象とのアプローチ条件を調査・検討するものである。 今年度は、代表的な中核市に対して現地調査を実施した。政令市から中核市へ移行した市、地域保健法により平成8年以降新たに中核市となった市では、業務体制・地区の受持ち状況、配置部署別の業務内容・地区受持ち状況の内容などについての条件が異なり、それにともなって体制上の課題にも特徴があることが示唆された。 今後は、中核市保健師の活動体制の類型化にむけて、全国保健師長会の協力を得て調査をすすめ、検討会をもち、調査内容の再検討を予定している。これにより業務体制の類型別メリット・デメリットの検討が可能になると考える。
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