2006 Fiscal Year Annual Research Report
認知症高齢者ケアを行う看護職と介護職の連携モデルに関する実証的研究
Project/Area Number |
18592462
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Aomori Chuo Junior College |
Principal Investigator |
浜端 賢次 青森中央短期大学, 准教授 (80287052)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
兼光 洋子 青森中央短期大学, 看護学科, 准教授 (40309612)
秋庭 由佳 青森中央短期大学, 看護学科, 講師 (70336428)
山道 弘子 青森中央短期大学, 看護学科, 教授 (50441986)
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Keywords | 認知症 / 高齢者 / 看護学 / 医療・福祉 |
Research Abstract |
老人性認知症疾患専門病院で認知症ケアに関わる看護職と介護職(以下専門職とする)114名を対象として自記式質問紙で集合調査を行い,94名(回収率82.5%)から回答を得た。 専門職94名中,女性74名(78.7%),男性19名(20.2%),不明1名(1.1%)であり、職種別では看護職42名(44.7%),介護職52名(55.3%)であった.全体の平均年齢は35.87歳,看護職37.74歳,介護職34.3歳であり、現職以前に認知症高齢者の看護・介護に関わった経験があるものは58名(61.7%)であった. SD法で調査した項目をみると、両職とも肯定的イメージでは「愛らしい」、否定的イメージでは「感情的」を最も強く捉えていた。看護職のイメージは全体的に肯定的イメージに傾いており、認知症高齢者を「あたたかい」,「動的」と捉え、一方で否定的イメージとしては、「保守的」、「依存的」という言葉が聞かれた。介護職のイメージをみると、肯定的イメージや否定的イメージには差がなく、「素直な」「幸福」という肯定的な言葉、「非生産的」「内向的」という否定的イメージが聞かれた。両職の共通項を見出すと、看護職も介護職も肯定的イメージは「愛らしい」、否定的イメージは「憎らしい」が多く聞かれていた.現在は、専門職にインタビューした内容(認知症の捉え方)と施設で参加観察を行った両職の連携体制について、場面を振り返りながら内容分析を行っている。
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Research Products
(1 results)