2008 Fiscal Year Final Research Report
The Empowerment of Muslim women of China in the era of globalization
Project/Area Number |
18606007
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
社会開発と文化
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
KOBAYASHI Atsuko Waseda University, 教育・総合科学学術院, 教授 (90195769)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MATSUMOTO Masumi 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (30308564)
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Research Collaborator |
武 宇林 北方民族大学, 助教授
蔡 国英 , 寧夏教育庁長、中国教育学会副会長
馬 平 寧夏社会科学院, 研究員
王 建新 中山大学, 助教授
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 中国 / 寧夏 / ムスリム / 女性 / エンパワーメント / 教育 / 少数民族 |
Research Abstract |
(1) 中国の少数民族地域である寧夏回族自治区においては、回族の女性教員の増加に伴い、女児・女子青年の教育レベルが向上している。(2) 日本のNGOの教育支援によって養成された回族女性教員は、結婚・出産後も小中学校教員として働き、地域における女性のエンパワーメントの上で貢献している。(3) 民族の特性を生かした女子アラビア語学校の卒業者である回族女子青年は、経済発展の著しい広州や義烏で通訳として活躍している。家庭の経済的困窮等の事情から、普通高校への進学を断念した回族女子青年にとって、アラビア語学校はセイフティネットとなっている。
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Research Products
(35 results)
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[Remarks] 新保敦子編著『グローバリゼーションの下での中国ムスリム女性のエンパワーメント』日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書、164頁、2009
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[Remarks] 新保敦子「日本軍占領下のモンゴル人女子青年教育-中等教育を中心として-」『植民地期東アジアの近代化と教育の展開-1930年代~1950年代』日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)研究成果報告書、27-40頁、2009
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[Remarks] 新保敦子編著『国際フォーラム社会的マイノリティのエンパワーメント-貧困と教育をめぐって-報告書』、78頁、2008年
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[Remarks] 松本ますみ「<近代の衝撃>と雲南ムスリム知識人」『NIHUプログラム日本とユーラシアに関する総合的研究ユーラシアと日本 : 境界の形成と認識報告書』、90-100頁、2008
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[Remarks] 松本ますみ『近現代中国における欧米キリスト教宣教師の対ムスリム布教に関する歴史社会学的研究』、日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)報告書、181頁、2008
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[Remarks] 新保敦子「回族女性教育に関する一考察」『中国ムスリムの宗教的・商業的ネットワークとイスラーム復興に関する学際的共同研究』日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(B)研究成果報告書、15-21頁、2008
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[Remarks] 松本ますみ「国境を越えたムスリム女性ネットワークとイスラーム・フェミニズムの誕生」『中国ムスリムの宗教的・商業的ネットワークとイスラーム復興に関する学際的共同研究』日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)研究成果報告書、172-184頁、2008
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[Remarks] 新保敦子編著『グローバリゼーションの下での少数民族女性のエンパワーメント』(国際シンポジウム報告書)、チヨダクレス、389頁、2006
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[Remarks] 新保敦子「関於回族女性教育指導者的考察」『第二次回族学国際学術研討会論文編』、386-391頁、2006
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[Remarks] 松本真澄「公弁教育和非公弁教育中的性別与女性的発展」『第二回回族学国際研討会論文編』、392-400頁、2006