2006 Fiscal Year Annual Research Report
大学の諸活動に関する情報の効果的収集とデータベース構築および教育・研究情報の分析
Project/Area Number |
18611012
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | National Institution for Academic Degrees and University Evaluation |
Principal Investigator |
井田 正明 独立行政法人大学評価・学位授与機構, 評価研究部, 助教授 (30232391)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
喜多 一 京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (20195241)
宮崎 和光 独立行政法人大学評価・学位授与機構, 学位審査研究部, 助教授 (20282866)
芳鐘 冬樹 独立行政法人大学評価・学位授与機構, 評価研究部, 助手 (30353428)
野澤 孝之 独立行政法人大学評価・学位授与機構, 評価研究部, 助手 (60370110)
渋井 進 独立行政法人大学評価・学位授与機構, 評価研究部, 助手 (60415924)
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Keywords | データベース / 大学 / 教育 / 研究 / 情報収集 / 情報分析 / シラバス |
Research Abstract |
ネットワーク等より得られる膨大な大学等の諸活動に関する情報を評価に活用するための情報処理システムの構築を目的とする.主として対象を大学等における教育を中心とした情報(履修科目表,シラバス等の教育情報)とし,その収集・整理およびデータベースシステムの開発,および多変量解析等による大学・学部・学科などの教育(課程)の特徴把握と比較,大学評価支援のためのインタフェースの開発について検討を実施した.具体的には以下である.教育情報の電子化が進んでいるいくつかの高等教育機関の学科等を選定し,その教育課程の情報(履修科目表やシラバスなど)をインターネット等より収集した.またこのような情報収集を行なうにあたり国内外の高等教育機関および関連機関の教育を中心としたデータベースについて調査を行なった.収集されたデータ(シラバス等)はhtml形式やpdf形式など電子的な文書データが中心であり,それらのデータでは各要素間の関係は十分には構造化されておらずいわゆる半構造化情報となっている.このような収集データより教育情報の構造化を検討した.今後データベースシステムはネットワークを介した遠隔利用サービスとしての利用が急速に普及するものと考えられ,本年度は簡便な利用が可能なサービス(検索等)を検討した.大学・学部・学科の教育課程の特徴把握と比較のため多変量解析等を適用するための数理・統計的な分析手法の検討を行った.また評価の数理的構造についての基礎的な検討を行った.
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Research Products
(3 results)