2006 Fiscal Year Annual Research Report
「グラフィクスの新地平へのブレークスルー」に関する企画調査
Project/Area Number |
18630003
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
中嶋 正之 東京工業大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (60092566)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 友是 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (10131690)
近藤 邦雄 埼玉大学, 工学部, 助教授 (20205553)
斎藤 隆文 東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 教授 (60293007)
藤代 一成 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (00181347)
山口 泰 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (80210376)
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Keywords | ビジュアリゼーション / コンピュータグラフィクス / CG応用 / 視覚表現 / アート / デザイン / 映像表現 / 情報伝達 |
Research Abstract |
本企画調査では,コンピュータ・グラフィクス(CG)の応用範囲を拡大し,あらゆる分野でCG画像・映像による視覚表現が有効活用されることを目指し,その最終目的を組織的・計画的に実現するために,科学研究費新規特定領域を発足させることを直接の目的とした調査研究を展開した. 上記目的のためには,単独もしくは少人数の研究者だけでは,調査の視点が偏ることが危惧される.しかし本企画調査の研究組織は,CGの諸分野にわたる研究者で構成されており,得意とする分野やCG技術の捉え方も各人ごとに異なるため,幅広い視野から見た調査が行え,次年度に応募する特定領域研究の研究者の組織作りができた. またCG分野の研究者に加え,CGを応用・利用することにより活性化が期待される,いわば「潜在的な」分野の研究者を取り込み,広い視点と様々な立場で組織的に取り組むことこそが,本研究の意図するブレークスルーに繋がることを再認識し,数回の関連学会のコンファレンスにおいてパネル討論を企画し,広く意見の収集を行った.以上の準備を経て,CGの有効活用が成される為の組織的なブレークスルーを目指し,平成19年度科学研究費特定領域の応募を行った.
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