2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18635001
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
加藤 昌子 北海道大学, 大学院理学研究院, 教授 (80214401)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石谷 治 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50272282)
喜多村 昇 北海道大学, 大学院理学研究院, 教授 (50134838)
西原 寛 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (70156090)
山内 清語 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (10127152)
民秋 均 立命館大学, 理工学部, 教授 (00192641)
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Keywords | 金属錯体 / 光機能 / 配位化合物 / 発光性 / 励起状態 / 複合系 / 企画調査 |
Research Abstract |
研究主題である「光機能性金属錯体の開拓」について,下記のとおり2回の企画調査研究連絡会議を行った。第1回は,平成18年9月12日,仙台国際センター(仙台市)にてメンバーが集まり,光機能性金属錯体に関する最新の研究動向について意見を交換した。第2回は,平成19年2月12日,北海道大学(札幌市)にて,ワークショップ「光機能性金属錯体のフロンティア」を開催し,本研究課題に関する活動状況や最新の研究成果についての報告と討論を行った。また,続いて行った企画調査会議において,研究成果の総括と今後の展開について議論した。その他,世話人による数回の打ち合わせ会議を行った。本研究に基づいて日本化学会の特別企画を提案し,次のとおり採択された。平成19年3月28日,関西大学千里山キャンパスにて,日本化学会第87春季年会特別企画「光機能性金属錯体のフロンティア-機能の創成と評価」を開催予定である。また,特定領域研究(新規領域)に,本研究課題の研究分担者である東北大学多元物質科学研究所の山内清語を代表として,「ダイナミックスピン:金属錯体を含む複合系の動的機能の創製」を提案,申請を行った。また,研究分担者の東京工業大学石谷治をオーガナイザーとして,配位化合物の光物理と光化学の国際会議(International Symposium on Photochemistry and Photophysics of Coordination Compounds, ISPPCC)の積極的な誘致活動も行っており,今後,国際的にも本研究分野の発展に努力していく。
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