2006 Fiscal Year Annual Research Report
身体不定愁訴とストレスマネージメントに関する日米共同研究の企画
Project/Area Number |
18639008
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
中尾 睦宏 帝京大学, 国際教育研究所, 助教授 (80282614)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
矢野 栄二 帝京大学, 医学部, 教授 (50114690)
山岡 和枝 国立保険医療科学院, 技術評価部, 室長 (50091038)
野村 恭子 帝京大学, 医学部, 講師 (40365987)
錦谷 まり子 帝京大学, 医学部, 助手 (40327333)
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Keywords | 心身医学 / ストレス / 医療・福祉 |
Research Abstract |
米国のハーバード大学医学部Mind/Body Medical Instituteで実践されている身体不定愁訴ストレスマネージメントプログラムにより、身体不定愁訴が改善することは先行研究(Nakao M, Fricchione G, Myers P, et al. Psychother Psychosom 70:50-57,2001)や2005年度の企画調査(研究代表者中尾睦宏、基盤研究C課題番号17639010)により明らかにしてきたが、この知見を日本の臨床現場に応用するための課題を整理するため本企画調.査が実施された。 米国側を代表してハーバード大学医学部精神科教授Arthur J Barsky氏を窓ロとし情報交換をした。(1)身体症状不定愁訴の定義、(2)身体症状の多角的評価(頻度・強さ・支障度)、(3)身体感覚増幅尺度度の質問紙の英語版と日本語版の相違点、(4)心理社会的ストレス自覚度の評価法、(5)失感情症傾向・気分状態・性格パターンの評価法、(6)身体感覚感受性の脳神経学的測定法、(7)認知機能の脳神経学的測定法(事象関連電位)、(8)日本版ストレスマネージメントプログラムの問題点、(9)ストレスマネージメントの個人療法とグループ療法との効果の相違点の各問題について、日米双方の立場から議論した。そのうち、(6)と(7)の課題については原著論文として論文刊行をした(Nakao M, Barsky AJ, Nishikitani M, et al.Neurosci Lett.2007 Jan 12;[Epub ahead of print])。
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Research Products
(35 results)