2007 Fiscal Year Annual Research Report
高機能ノードの積極利用を実現する介入型経路構戌に関する研究
Project/Area Number |
18650012
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
山岡 克式 Tokyo Institute of Technology, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90262279)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
飯田 勝吉 東京工業大学, 学術国際情報センター, 准教授 (00332768)
小林 亜樹 東京工業大学, メディア教育開発センター・研究開発部, 准教授 (30323801)
篠宮 俊輔 東京工業大学, 学術国際情報センター, 助教 (70401552)
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Keywords | QoS / プロトコル / 高機能ノード / 介入型 / 経路構成 |
Research Abstract |
本研究は大きく分けて,(1)経路設定アルゴリズムの設計および特性の理論解析,(2)コンピュータシミュレーションによる特性評価,(3)実装および実験ネットワークによる特性評価,(4)実際のネットワークを利用しての特性評価,の,合計4段階,2カ年計画で遂行した.平成18年度は,このうち(2)(3)(4)を遂行した. (2)コンピュータシミュレーションによる特性評価 昨年度に引き続き,段階(1)で実施した経路再構成アルゴリズムの比較および特性の理論解析結果を受けて,特にそのトポロジ構造が不均質な実際のネットワークを想定し,理論解析が不可能である様々なネットワークトポロジにおける提案方式の有効性を検証するため,ノード数や各ノードからの経路の分岐数,ネットワーク密度など,様々なネットワークパターンおよびパラメータを用いて計算機シミュレーションを行い,提案方式の有効性を検証するとともに,提案方式と従来方式の比較検討を行った. (3)実装および実験ネットワークによる特性評価 段階(1),(2)で確立された経路再構成アルゴリズム,およびパラメータなどを用いて,実装を行った. (4)実際のネットワークを利用しての特性評価 (3)で実装された高機能ノードについて,実際のネットワークを利用した実証実験を行い,提案方式の有効性を実用レベルで確認した.
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Research Products
(2 results)