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2006 Fiscal Year Annual Research Report

対話に基づく意見収集・分析システムの構築に向けて

Research Project

Project/Area Number 18650031
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

奥村 学  東京工業大学, 精密工学研究所, 助教授 (60214079)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大塚 裕子  (財)計量計画研究所, 言語情報研究室, 研究員 (10419038)
森本 郁代  関西学院大学, 法学部, 講師 (40434881)
杉山 一成  東京工業大学, 精密工学研究所, 研究員 (40431986)
Keywords意見収集 / インタビュー / 対話戦略
Research Abstract

本研究課題は,大きく次の3つの研究テーマを柱として進める.
1.人間のインタビューアの対話戦略のモデル化
インタビューの対話を分析することで,インタビューアの対話戦略の分析,体系化,規則化を行う.
2.回答者の回答に対する応答生成システムの開発
回答者の発話に対する応答として,インタビューア役のシステムが生成するべき発話を生成するシステムを開発する.
3.回答者の複数の回答発話からの意見の抽出,集約システムの開発
システムとの対話による回答者の複数の発話中には断片的な意見が含まれることになる.これらの断片的な意見を抽出,集約する手法を開発する.
18年度では,1.のインタビューアの対話戦略の分析をまず行い,対話戦略を体系化し,システムに実装できるレベルでの規則化を進めた.そのため,インタビュー対話をデータとして収録し,その対話の書き起こしデータを作成した.
また,18年度では,2.の応答生成システムを試作し,実際に試用する実験を行った.実際のインタビューアにヒアリングを行い,その対話戦略に対する知見を収集し,それを人手で規則として記述したものをシステムとして実装した.

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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