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2007 Fiscal Year Annual Research Report

ブランドイメージの分析と工学的表現及びイメージ間相互作用のシミュレーション

Research Project

Project/Area Number 18650050
Research InstitutionNagaoka University of Technology

Principal Investigator

山田 耕一  Nagaoka University of Technology, 工学部, 教授 (60283040)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 畦原 宗之  長岡技術科学大学, 工学部, 助教 (50401782)
Keywordsブランド / ブランドイメージ / ブランドパーソナリティ / 感性工学 / 感性ワード / 連想記憶システム
Research Abstract

本研究では,消費者の心にある主観的なブランドイメージを直接的に感性情報として表現し,その感性情報の想起と相互作用を分析し,工学的にシミュレーションすることを試みる.
前年度は,ブランドイメージに関する従来研究の調査と分析を行ない,本研究が目的とするブランイメージの定義,消費者の内面におけるブランドイメージの階層構造モデル考案,およびブランドイメージの工学的表現方法の検討を行った.また,得られたブランドイメージの表現方法に基づいて,傘ブランドと商品ブランド間のイメージの相互連想のシミュレーションについて分析・検討を行った.本年度は,前年度の成果に基づき,次の2点について研究を実施した.
(1)傘ブランドと商品ブランドイメージ間の様々な相互連想に関し,ファジィ双方向連想記憶システム(FBAM)を用いて実現可能なシミュレーション方法を検討し,実際のプログラムを用いてそのシミュレーションの実現性を検証した.
(2)上述のモデルに基づき,傘または商品ブランドの一方のイメージが何らかの理由で変化したときに,他方に与える影響をシミュレーションし,ファジィ連想記憶システムを修正するための方法を検討し,そのための数理モデルを開発した.
(1)では,ブランド名とブランドパーソナリティのファセットを2層のノード郡とするファジィ双方向連想記憶(FBAM)にブランドイメージを記憶させる.傘ブランドと商品ブランドの2つのFBAMを作り,ブランドパーソナリティの層を共通化することで2つのFBAMを合併し,3層のネットワークを構成する.これにより,例えば,ある傘ブランド名からその傘ブランドのイメージが連想され,そのイメージに近い商品ブランドや他の傘ブランドが連想される.
(2)については,傘イメージを,その傘に含まれる商品イメージの重み付き総和と仮定してモデル化し,どちらか一方が変化したときに,他方に影響が伝播する方法について数理モデルを考案した.

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] ファジィ連想記憶モデルによるブランドイメージのシミュレーション2007

    • Author(s)
      山田 耕一, 他2名
    • Organizer
      第12回 曖昧な気持ちに挑むワークショップ
    • Place of Presentation
      石川県文教会館(金沢)
    • Year and Date
      2007-12-01

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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