2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18650067
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
岡田 光弘 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30224025)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
大野 裕 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (70138098)
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Keywords | 論理学 / 論理推論 / 論理哲学 |
Research Abstract |
1) 昨年度に引き続き線形論理や種々の新しい論理学理論の立場から、伝統的な認知科学的論理推論モデルや論理哲学的論理推論モデルの批判的分析や改訂を行う。特に、メンタルモデル理論とメンタルロジック理論に関する認知心理学の古典的論争やシンタクスとセマンティクスに関する論理哲学、情報科学等における二元論を現代論理学的観点から見直しを開始した。 2) これまでは比較的少数の被験者調査を行うのが常であったが、統計的手法による実証的なデータ解析による大規模調査の方法淪を確立する。「Baroco論理推論課題集」と呼ばれる演繹推論標準課題集を本申請グループが開発した。この課題集を用いて通常のIQ課題の関連性や、図形的表現による論理推論と言語的論理推論の(パフォーマンス)比較、抽象的推論と内容的推論の比較、信念相反的推論や領域依存的推論、論証構成と反例探索などに関わる「Baroco論理推論課題集」課題群を用いてデータ収集及び整理を行った。
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Research Products
(3 results)