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2007 Fiscal Year Annual Research Report

最新のバイオテクノロジー技術を用いた低侵襲心臓幹細胞移植技術の開発

Research Project

Project/Area Number 18650145
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

福本 耕太郎  Keio University, 医学部, 助教 (40348652)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 副島 京子  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (00236689)
三好 俊一郎  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (10296577)
Keywords内視鏡 / 移植 / 心外膜 / 血圧 / バイオテクノロジー
Research Abstract

ブタを研究に用いた。血行動態観測用の圧センサ・SPO2測定機器を装着後、ハロセン吸入麻酔下に、心窩部から、セルディンガー手技を行い、心嚢内へ侵入、シース留置を行った。同シースより、心電図・血圧等をモニターしながら、硬度や口径の異なる各種ファイバープロトタイプ(ファイバーの硬度が高くトルクも強い方が操拒性はあがるが、硬度の高いファイバーは、心臓表面・冠動脈等を傷付け、心臓を圧迫し手術中の血行動態の変化を生じる可能性がある。多くのセンサーや移植用ルートをルーメンに確保するためには直径の大きなファイバーが有利だが、反対に心臓を圧迫し血行動態を悪化させると推測される)を用い最適なファイバー構造及びを口径の許容範囲を検討した。結果として直径1cm以内であれば、血圧低下は殆どなく、視野確保のために100cc程度の送気を行う事によって、血圧は20mmHg程度低下するも、血行動態的には耐えられる程度であった。
心臓の動きに対して、視野が不安定である部分も有るが、ほぼ実用に耐えられる程度の画像描出が出来た。側枝から、Needleを出し、ダミー細胞を心臓内に刺入して細胞注入実験を行った。無事刺入と細胞注入が可能で、操作性は良好であった。
内視鏡の直径は4mm程度物ならば送気を行っても、血圧低下は殆どなかったが、先端にCCD素子を付けていない内視鏡では、視野内に見える解剖学的な情報から物体を同定する事が困難であった。そのため直径は8mm程度の内視鏡が至適であると結論づけた。
透視設備と組みあせて行う事によって・大動脈・肺動脈・心耳・冠動脈・下大静脈・肺静脈等のランドマークを確認できた。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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