2006 Fiscal Year Annual Research Report
都市空間での子供の生活行動・時間・空間の基本データ把握の研究
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18650206
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| Research Institution | Kyoto University |
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Principal Investigator |
宗本 順三 Kyoto University, 工学研究科, 教授 (60219863)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 哲 京都大学, 工学研究科, 准教授 (10293888)
松下 大輔 京都大学, 工学研究科, 講師 (90372565)
唐 ペン 岡山理科大学, 総合情報学部, 講師 (40378815)
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| Keywords | 生活行動 / 小学生 / 学校区 / GPS / 移動軌跡 / 放課後 / 移動手段 / 行動パターン |
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| Research Abstract |
小型、軽量で、長時間にわたって付帯者の移動軌跡を記録することができる衛星利用測位システム(GPS)機器の選定を行った。予備実験で本研究に用いることができる十分な性能が確かめられた、高感度で消費電力の小さいSiRF Star IIIチップを内蔵するGPSデータロガーを選定した。自治体、教育委員会、小学校、PTA、保護者などの関係主体に本研究の内容を説明し、調査への協力を依頼した。京都市の1つの小学校と、舞鶴市の2つの小学校において、小学生の下校後の行動領域を調査した。調査協力者を募る際に、当研究グループ宛のはがきを配布し、調査への協力の諾否を記載して返送してもらった。調査当日は小学校の会議室を借りて児童に集合してもらい、GPS端末を児童の着衣に合わせてストラップまたはポーチにより装着し、生活行動に関する質問が記載されたアンケート用紙を渡した。児童には下校後普段通りに生活してもらい、後日再び調査員が小学校に行き、GPS端末とアンケート用紙を回収した。京都市の小学校では35名、舞鶴市の小学校では57名の児童の移動軌跡のデータと生活行動に関するアンケートデータを取得することができた。得られた移動軌跡のデータを地理情報システム(GIS)を用いて数値地図上に可視化した。統計的手法によりデータを分析し、学校区や移動手段、利用施設、学年、交友などに関する行動の特徴を抽出した。行動の類型化を行い、6つの特徴的な行動パターンを明らかにした。
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Research Products
(5 results)
