2006 Fiscal Year Annual Research Report
米軍基地が沖縄の英語教育へ与える影響に関わる包括的研究
Project/Area Number |
18652061
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
柴田 美紀 琉球大学, 法文学部, 助教授 (90310961)
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Keywords | 沖縄 / 米軍基地 / 英語教育 |
Research Abstract |
平成18年度の本研究の実施結果は以下の通りである。 1.アンケート用紙の作成:中学、高校、大学の英語教員を対象にアンケートを作成した。また、中学生、高校生、大学生を対象としたアンケートの作成も行った。アンケートの作成には、修正を繰り返し、完成までに3ヶ月ほど費やす。 2.調査対象となる被験者集団への協力依頼とアンケート実施: (1)夏期英語教員研修を行った際に、主催機関(那覇市教育委員会、財団法人沖縄県国際交流・人材育成財団、沖縄県教育庁島尻教育事務所、沖縄県教育委員会)へアンケートの実施を依頼。いずれの機関でも実施可能であり、研修中にアンケートを行う。また、アンケートの最後に「勤務校での英語教員及び生徒へのアンケート実施が可能かどうか」を尋ねる欄を設け、参加教員にチェックをしてもらう。 (2)9月に入ってから、参加教員より「アンケート実施が可能であろう。」という意思表示があった中学、高校の校長及び関係者へあらためて主旨説明と許可依頼の文書を送付する。正式に実施許可をもらった中学、高校へアンケートを送付し、実施後にまたアンケートをこちらへ郵送してもらう。実施にあたっては、教員がホームルームなどの時間を使って行う。 (3)大学でのアンケート実施は、主に勤務校で行う。教員を対象としたアンケートは、英語関連の科目を担当する全教員に依頼し、実施する。また、学生アンケートでは、共通教育科目の英語を履修する一年次を対象に実施。実施にあたっては、担当教員に文書で協力を依頼し、実施は授業時間15分ほどを使い担当教員もしくは研究者本人が行った。 (4)いずれの機関でもアンケート実施に際し、必ずその主旨説明をしてから行った。 3.データ入力(1月〜):学生アルバイトを雇い、教員から収集したアンケートをExcelに入力を始める。
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