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2006 Fiscal Year Annual Research Report

作業療法の視点を取り入れた小学校特殊学級における特別支援教育プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 18653120
Research InstitutionKibi International University

Principal Investigator

小林 隆司  吉備国際大学, 保健科学部, 助教授 (70337989)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 長谷 龍太郎  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教授 (40325973)
笹田 哲  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (80269513)
Keywords特別支援教育 / 発達性協調障害 / 作業療法 / 特別支援学級 / 運動プログラム / 連携
Research Abstract

1.協調運動評価の検討
協調運動評価手段について,検討し,アウトカムとして導入可能なものとして,ナインホールペグテストを選択した.このテストの,日本における信頼性・妥当性が検討されていないので,大学生被験者を使用してではあるが,約50名程度のデータを取り,統計的にそれを検討した.2回以上測定し,その平均をとることで,測定値に信頼性がもたらされることが明確になったが,テスト再テスト法では,きき手の値に加算誤差が生じ,学習効果を排除できないことが予想された.ここでの知見を,2007年度の日本リハビリテーション医学会で発表予定である.
2.協調運動を発達させるプログラムの開発
福山市立深津小学校の特殊学級での教育に参加する中で,体幹固定性(コア・スタビリティー)を高めることによって,末梢巧緻性に影響がもたらされることがわかってきた.小学校特殊学級の教員とのディスカッションを何度も繰り返し,単関節ごとゆっくり動かす・バランスを必要とした体操・体幹固定性が必要な体操・運動感覚が得られるような体操などの実践を繰り返した.最終的に,以上のような内容を含み,学校現場で手軽に教師が実践でき,両親も一緒に楽しめるような体操集を試作した.このプログラムは,2007年度には,きちんとしたイラストをつけて,小学校や保護者に配布し,使用感などを調査したいと考えている.
ここでの知見を,2008年のヨーロッパ作業療法学会で発表する予定である.

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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