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2006 Fiscal Year Annual Research Report

航空機RS・GIS・数値シミュレーターを統合した都市熱環境の設計・管理システム

Research Project

Project/Area Number 18656163
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

梅干野 晁  東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 教授 (50108213)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村上 暁信  東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 講師 (10313016)
何 江  東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 東京工業大学特別研究員 (00401571)
Keywords熱環境設計 / 環境マネジメント / 環境情報 / 航空機リモートセンシング / GISデータ / 数値シミュレーター / 熱画像 / 表面温度
Research Abstract

大崎再開発地区等を対象として夏季と冬季晴天日の昼と夜(多時刻)に収録された航空機リモートセンシング画像を用いて,観測対象地区のGISデータと整合し,土地利用毎に建物の用途別・構造別・部位別の表面温度分布画像を作成し,それぞれの季節変化・時刻変化に現れる特徴を把握した。この手法による解析結果から,屋外全表面温度分布のシミュレーションに必要な地面や屋根等の表面被覆材料の熱物性情報を抽出できる可能性があることが明らかになった。
また,リモートセンシングとGIS及び数値シミュレーターの連成解析手法の開発において,二次元の平面情報であるリモートセンシング観測画像を主に処理・分析するデータ解析ソフトウェアへ屋外熱環境シミュレーターの出力結果である三次元全表面温度分布データを取り込むための3D-CADモデル再現手法や温度データの表示方法,位置合わせの処理方法等に関するアルゴリズムの開発を行った。現時点では,一棟の建物を対象とした場合,その三次元全表面温度分布画像をリモートセンシングデータ解析ソフト上で再現できる処理手法を開発した。さらに,GISデータを屋外熱環境シミュレーターへ取り込み,自動的に数値解析用3D-CADモデルへ変換できるデータ処理プログラムも整備した。
航空レーザ測量や車載型レーザ測量等から取得された都市の詳細な空間情報(建物の凹凸,土地被覆,樹木等)を3Dデジタルデータとして適用することにより,本解析システムにおいて実際の複雑な都市空間を再現した3D-CADモデルを用いた熱環境解析が可能となることについて検討した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 材料の3次元表面形状と光線追跡法による熱赤外域の指向放射率・反射率の算出2007

    • Author(s)
      梅干野晁, 八代亮, 涌井隆史
    • Journal Title

      日本リモートセンシング学会第42回学術講演会論文集 (掲載決定)

  • [Journal Article] 航空機熱画像を用いた人工排熱の都市表面温度に及ぼす影響に関する解析2007

    • Author(s)
      梅干野晁, 村上暁信, 山川道広
    • Journal Title

      日本リモートセンシング学会第42回学術講演会論文集 (掲載決定)

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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