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2007 Fiscal Year Annual Research Report

航空機RS・GIS・数値シミュレーターを統合した都市熱環境の設計・管理システム

Research Project

Project/Area Number 18656163
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

梅干野 晁  Tokyo Institute of Technology, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50108213)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村上 暁信  東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 講師 (10313016)
何 江  東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 研究員 (00401571)
Keywordsリモートセンシング / 環境マネジメント / 環境情報 / 熱環境設計 / 熱画像 / 数値シミュレーター / GISデータ / 表面温度
Research Abstract

高空間分解能の航空機リモートセンシングデータ(MSSデータ)による高精度の土地被覆分類手法を提案するために,従来の方法で用いられていなかった冬の昼・夜のマルチテンポラルデータを加え,夏・冬の昼・夜マルチテンポラルデータを用いた土地被覆分類アルゴリズムの開発を行い,複数の典型的な市街地街区を対象としたケーススタディを通して本手法の有効性を検証した。その結果,夏のMSSデータだけを用いた従来の分類方法では,日影や倒れ込みの影響により判別が困難となった(誤分類されやすい)画素は細分類できた。従来の方法による木造建物の分類の正答率は最高で90%程度だったのに対して、本提案の手法では95%の高精度となった。また,RC造建物でも90%程度の精度が得られた。
夏・冬の昼・夜マルチテンポラルデータから表面温度のシミュレーションに必要な各土地被覆の日射反射率を推定する方法について検討し,データ解析のアルゴリズムを作成した。代表的な市街地街区の観測データを用いた検討の結果では,目視判読による結果に比べ,推定した日射反射率は,木造建物の場合,ばらつきが比較的大きかったが,地表面やRC造建物の場合,近い傾向を示したことが明らかになった。
数値シミュレーターによる三次元全表面温度分布画像をリモートセンシングデータ解析ソフト上で再現できる処理手法を検討し,複数棟の建物から構成された街区においても表現できるアルゴリズムの開発を行った。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 航空機MSSデータとCFDによる里山の夜間冷気流分布の解析2007

    • Author(s)
      梅干野晁, 何江, 木多宏志
    • Journal Title

      日本リーモトセンシング学会誌 27(5)

      Pages: 445-455

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 夏・冬の昼・夜航空機マルチテンポラルMSSデータを用いた都市の土地被覆分類2007

    • Author(s)
      森垣公雄, 何江, 梅干野晁
    • Organizer
      日本リーモトセンシング学会第43回学術講演会
    • Place of Presentation
      大阪府立大学
    • Year and Date
      2007-12-06

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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