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2006 Fiscal Year Annual Research Report

治療過程における意思決定とストレスによって変化する免疫状態に関する研究

Research Project

Project/Area Number 18659652
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

柏倉 栄子  東北大学, 医学部, 助教授 (60282026)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 杉山 敏子  東北大学, 医学部, 助教授 (90271957)
石田 眞知子  東北大学, 医学部, 教授 (40282024)
Keywords治療過程 / 意思決定 / ストレス / 免疫状態
Research Abstract

人は病気の可能性があることを認識すると,症状の改善を求めて,しばらく様子見るとか,医療機関を受診するなどの意思決定を行う。そして,治療の必要性が指摘されれば更に重大で困難な意思決定の連続となる。この研究では,このような判断の主体者となる意思決定者を対象に,治療過程における意思決定に及ぼす影響や意思決定過程を,不安などの心理指標と生理学的な免疫指標を通して検討する。そして,判断の主体者となる意思決定者が,治療過程においてどのような選択をするのかという点と意思決定の過程を明らかにすることを目的としている。
平成18年度は,主にストレスの度合いと寄与因子との関連性を明らかにするために,看護系の学会である日本看護研究学会学術集会,第21回日本がん看護学会学術集会・日本がん看護学会第2回国際学術集会に参加し資料収集を行い,関連性についての内容を検討しアンケート調査と面接調査のガイドラインを作成した。また,外来通院患者が,外来に来て医師より診察を受けるまでの行動の観察を行い,判断の主体者となる意思決定者のストレスによって変化する免疫状態の指標となる唾液アミラーゼの測定を,より対象者への負担が少なく行うためのタイムスケジュールやタイミングを考慮したトレーニングを実施した。加えて,医療電子系の研究所を訪問し,より装着感や拘束感がなく生理指標である血圧,心拍数が測定できるような機器の検討を行った。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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