2006 Fiscal Year Annual Research Report
ヒューマン インターフェース スマート レーザ トラッキング
Project/Area Number |
18680012
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
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Keywords | ヒューマンインターフェース / ディスプレイ / マイクロ・ナノデバイス |
Research Abstract |
・高いロバスト性、測定範囲の拡大、計測精度の向上を可能とする、位相変調型の新しいレンジファインダに関して、アーキテクチャとアルゴリズムのシミュレーションを行った。今回、新たな技術として、アンダーサンプリングされた周期信号のデジタル復調を利用した。これによって、アナログの場合の非線形特性やクロストーク現象を抑えている。 ・スマートレーザースキャナーの3度目のプロトタイプシステムの製作を開始した。同システムでは、SN比の向上、コンパクト化、マイクロコントローラの導入を行う。また、本デバイスを、マウスのように、USBケーブルを通してPCに接続する予定である。 ・周波数帯域、動作軌跡、消費電力について、静電式、及び磁性式のマイクロミラーの検証を行った。静電式のマイクロミラーは、1チップ化されており、全体はマッチボックス程度のサイズである。 ・並行して、「スマートレーザスキャナー」の原理を元に、新たな研究を行った: ・目の不自由な人のための電気的な移動支援技術として利用可能な「不可視レーザアンテナ」モジュールについて研究を行った。("Haptic Radar"を参照)"Haptic Radar"のプロトタイプは、赤外型レンジファインダを用いている。将来的には、スマートレーザトラッキングモジュールに置き換える予定である。詳細を下記のページに示す。http://www.k2.t.u-tokyo.ac.jp/perception/HapticRadar/index-j.html ・触覚フィードバックを有する伸縮自在な3次元マウスを設計した。(近日発表予定).詳細を下記のページに示す。 http://www.k2.t.u-tokyo.ac.jp/perception/3dRetractableMouse/index-j.html
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