2008 Fiscal Year Annual Research Report
ユビキタス情報環境と相互作用する高速ビジョンネットワークの研究
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18680016
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| Research Institution | Tohoku University |
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Principal Investigator |
鏡 慎吾 Tohoku University, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (90361542)
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| Keywords | 画像処理 / センサフュージョン / センサネットワーク / 高速ビジョン |
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| Research Abstract |
1000 frames/sを超える高速なフレームレートをもつ高速視覚情報を日常的な生活空間・作業空間等において柔軟に利用できる環境を実現することを目標として, 高速ビジョンシステムの通信モジュールの開発, 通信処理の実装を行うとともに, 視覚情報と他のセンサとの運動情報の対応付け, 高速ビジョンセンサと高速プロジェクタの連携等に関する技術開を行った.
ビジョンシステムおよび通信機構の開発に関しては, 前年度に引き続き開発を進め, 汎用的なIPネットワークを介して1000frames/sの視覚フィードバックを実現するシステムを構築し, その有効性を実証した. また, 複数の高速ビジョンシステムの動作タイミングを同期させるため, 強度変調された照明光源にタイミングを自動的に同期するためのアルゴリズムを開発し, それを高速ビジョンシステム上に実装して有効性を確認した.
運動対応付けアルゴリズムに関しては, 前年度までに開発した加速度センサ情報と視覚情報の対応付け手法をより詳細に検討し, またリアルタイムに動作するシステムとして実現した. センサ間連携の例として, 画像内から運動領域を自動的に検出・追跡し, そのうち無線通信経由で受け取った加速度センサ情報と対応付けられたものをユーザに提示するデモンストレーションシステムを構築した.
各種機器を連携させたデモンストレーションに関しては, 上記の加速度センサとの連携のほか, 高速プロジェクタとの連携による物体追跡や, そこで得られた物体形状情報の力覚提示, 動きぼけの少ない映像投影などを実現した.
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