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2008 Fiscal Year Annual Research Report

環境教育を中心とした持続可能な社会へのモデル構築

Research Project

Project/Area Number 18680050
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

岳野 公人  Kanazawa University, 人間科学系, 准教授 (70313632)

Keywords環境教育 / 持続可能な社会 / ものづくり
Research Abstract

本研究の目的は, 里山活動・森林保全が, 人間性の回復・人間形成を促し, 環境と人間性の継続的社会へとつながることを明らかにし, また, 人間の活動の根源であるものづくりによっても, 人間性の回復, 森林保全へとつながる循環型社会のモデルを提案することである。20年度の研究を実施した結果, 以下の成果を得た。
本研究では, 環境教育を中心とした継続可能な社会の構築に着目して, 具体的な実践モデルを提案することができた。具体的には里山活動・森林保全と木工・栽培などのものづくり及び人間性の回復・人間形成の側面から継続的な社会のモデルを提案した。その内容は,里山保全の活動グループを組織し,里山から得られる資源を活用した木工・栽培の教材を開発, その教材を用いた環境教育を実践し, 人間性の回復や人間形成を目指すものである。
また, 構築したモデルの実践を継続的に実施し, その評価を行った。評価には, 活動への参加者に対する意識調査であった。調査の結果本実践活動の環境保全やものづくりを通して, 活動メンバーの自己肯定感や集中に関して向上させることが示された。
さらに, 海外におけるものづくり教室に関する事例調査を実施中である. 特にカリフォルニア州レッドウッド大学との共同研究により, 木材を利用した家具制作の教材化を推進中である。自然環境をより身近に感じることができるように, 日常生活に利用する家具や雑貨の制作を教材化しようと試みている。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 技術・家庭科の学習内容を利用した市民活動に関する実践活動の報告2008

    • Author(s)
      岳野公人, 守田弘道
    • Journal Title

      日本産業技術教育学会「技術科教育の研究」講演論文集 第13巻

      Pages: 39-42

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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