2008 Fiscal Year Final Research Report
Study on growth of copepods in the subarctic Pacific Ocean
Project/Area Number |
18681003
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Environmental dynamic analysis
|
Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
KOBARI Toru Kagoshima University, 水産学部, 助教 (60336328)
|
Project Period (FY) |
2006 – 2008
|
Keywords | 生物海洋 / 動物プランクトン / 成長 |
Research Abstract |
(1)北太平洋亜寒帯域で優占するカイアシ類は、植物プランクトンや微小動物プランクトンだけでなく沈降粒子も摂餌しており、春季ブルームの終焉や炭素輸送に影響を与えていることが示唆された。 (2)対象カイアシ類は餌の多い海域でも種間で成長期をずらしており、餌資源分割による競争回避ではないことが分かった。 (3)これらカイアシ類の成長は急激な体重増加によるものであるが、越冬する発育段階での体重増加は油球蓄積によるものであった。 (4)核酸やタンパク質を使った生化学的成長解析法では、成長過程にある状態と休眠状態を識別できた。
|
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[Remarks] 1.OECOS-WEST workshop (September2007). Kagoshima University.
-
[Remarks] 2.高頻度連続観測による親潮生態系の動態解明(2008年3月).東京海洋大学.
-
[Remarks] 3.水塊構造の時空間変動と高頻度連続観測による親潮生態系の動態解明(2008年8月).東京大学海洋研究所
-
[Remarks] 1.南日本新聞2008年5月23日
-
[Remarks] 2.南日本新聞2008年6月18日
-
[Remarks] 3.国分高校通信第8号
-
[Remarks] 4.国分高校通信第37号
-
[Remarks] 1.小針統(2007)聴覚障害を持つ学生に対する乗船実習の教育環境-現状における問題点とその改善-.鹿児島大学水産学部紀要,56,99-102.