2008 Fiscal Year Final Research Report
Synthesis and Particular Property of Ladder-Type Cyclic Compounds Based on the Dynamic Covalent Chemistry
| Project/Area Number |
18681015
|
|---|
| Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
|
| Allocation Type | Single-year Grants |
|---|
| Research Field |
Nanostructural science
|
|---|
| Research Institution | Kanagawa University |
|---|
Principal Investigator |
KUDO Hiroto Kanagawa University, 工学部, 助教 (30343635)
|
|---|
| Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
西久保 忠臣
|
|---|
| Project Period (FY) |
2006 – 2008
|
| Keywords | 動的共有結合化学 / 縮合反応 / X線構造解析 / レゾルシノール / ジアルデヒド / ラダー型環状オリゴマー / ラダーポリマー / 包接能 |
|---|
| Research Abstract |
レゾルシノールと1,5-ペンンタンジアールの縮合反応により、ラダー型環状オリゴマーが選択的に合成されることを見出し、動的共有結合化学反応システムに基づくことを明らかにした。その構造をnoria(ノーリア=水車:ラテン語)と命名した。ノーリアは、ルビジウムを選択的に包接することが判明した。さらに、この反応システムを他のアルカンジアールに適応したところ、遇奇効果が存在することが判明し、選択的ラダーポリマーの新しい合成法をも見出した。合成したnoriaの水酸基に光脱保護反応性基を導入し、電子線(EB)レジストおよび、極端紫外線(EUV)レジスト特性について検討した結果、26〜70nmまでの高解像度が得られることが判明した。これらのことは、次世代レジスト材料として有用であることを示した。
|
