2007 Fiscal Year Annual Research Report
就業支援行政におけるワンストップサービスの展開と法政策的課題
Project/Area Number |
18683001
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
紺屋 博昭 Hirosaki University, 人文学部, 准教授 (30344584)
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Keywords | 労働市場法 / 雇用政策 / ワンストップサービス / ジョブカフェ / 職業紹介 / 求人開拓 |
Research Abstract |
1 前年度に続けて、設備備品費を充当し、就業支援と職業紹介に関する資料を整備した。雇用政策の動向を調べるためのデータおよび関連雑誌等を、同じく設備備品費を充当して整備した。なお、雇用政策法制の最近の改正について、小稿を関連学会誌に掲載できることになった(裏面11.参照) 2 国内旅費を充当して、就業支援行政の業務実態に関するヒアリングを継続して行った。公共職業安定所(ハローワーク)、経産省事業ジョブカフェ、地方公共団体の設置する就業支援部局のほか、就業支援業務を行政から委託された民間事業者、人材供給ビジネス関連企業等、のべ15箇所の現場担当者から直接就業支援に関する問題点を聞き出し、これを調査データとして整理した。また、就業支援行政と関連する労働組合や就業支援NPO法人の担当者へヒアリングを実施した。このうち、就業支援行政の利用者サポートと、サービスアップの提言について論稿を作成し公表した(裏面11.参照)。 3 国外旅費を充当して、イギリスにおける若年者への職業紹介と就業支援に関する実態調査を行った。ロンドンウェストミンスター区ストウにあるワンストップサービスセンター「コネクションズ」等にて、担当者およびマネージャにインタビューを行い、若年者政策と就業前教育に関する動態分析のための資料を提供してもらった。この調査の成果は近日中に公表される予定である。また公文書図書館等において、若年者政策に関する資料を集めた。 4 上記3では、研究機関にて若年者の住居支援と青少年社会学を専門にする同僚の助力を得て調査分析を深化させた。これら同僚らによる研究情報のさらなる交換と成果の共有および研究発表を、平成20年度に予定している。
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