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2007 Fiscal Year Annual Research Report

伝統技術の伝承と産学連携を融合した教育者育成プログラムの構築

Research Project

Project/Area Number 18683007
Research InstitutionFukuoka University of Education

Principal Investigator

松久 公嗣  Fukuoka University of Education, 教育学部, 講師 (00380379)

Keywords伝統技術の伝承 / 表装 / 掛け軸 / 美術教育 / 図画工作 / 教員評価
Research Abstract

1、新規授業「表装演習」での実践研究
昨年度開講した「表装演習」において実践的な教育を継続し,資料となる事例を収集した。また,共同開発した原価計算ソフトの運用状況を検証し,教育者ならびに社員育成に即した内容にアップグレードを行った。九州国立博物館ミュージアムショップでのマーケットリサーチ・企画・製作・プレゼンテーションは順調に進行しており,現実的な課題を基としたカリキュラムによって,高いレベルでの教育が可能となってきている。
2.九州国立博物館:ワークショップ「つくってみよう☆わたしの掛け軸」開催
九州国立博物館において、表記ワークショップを2日間(計4回)開催した。単にワークショップを行うだけでなく、補助者として参加するボランティアスタッフに対する研修会を開催した。年配者の多いスタッフに対して研修会を開くことで、初任者に対する教育効果を計り、今後の教育者育成カリキュラムに反映させることとした。プロジェクト雇用学生による指導回を設け、教員との差を明らかにすることで課題の抽出を行った。伝統文化としての表装をより深く理解させるために制作後に鑑賞を行い、大学において製作した簡易床の間を用いて、本物の作品を使った体感型鑑賞を展開した。全国から内容の問い合わせがあり、有効な情報交換を行うことが出来た。
3.赤間小学校での実践
昨年度と同様に、6年生5クラスに対して延べ60時間の実践を行った。本年度は現職教員の研修会を増加し、図画工作科に対する意識の改善と基礎技能及び教育力の向上を図った。プロジェクト終了後も継続可能なシステムを構築するために、雇用学生以外にボランティアを募り、研修後に教室で補助を実践する様子をビデオに収め、有効なカリキュラム作成に反映させる。

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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