• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2006 Fiscal Year Annual Research Report

異種の職業情報と教育情報を連結するメタレベルデータベースシステムの実現

Research Project

Project/Area Number 18700097
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

高橋 雄介  慶應義塾大学, 大学院政策・メディア研究科, 研究員 (30407126)

Keywords情報システム / ディレクトリ・情報検索 / モデル化 / データベースシステム / カリキュラム・デザイン / キャリア開発支援
Research Abstract

本年度は,異種の職業情報と教育情報を連結するメタレベルデータベースシステムについて,初年度の研究計画に基づいて,以下を実施した.
1.教育,職業に関する異種のデータベース群をメタレベルデータベースシステムに写像するためのメタデータ抽出機構を実現し,本研究課題の基本構成方式,実現方式を,異種の職業情報と教育情報を連結するメタレベルデータベースシステムの構成方式として定式化した.本構成方式の特徴として,第1に,個人のキャリア開発支援という視点において,利用目的に応じたメタデータを抽出し,メタデータ間の意味的な関係を定義することで,任意のデータと関係の強いデータ,およびその集合に対して,利用目的に応じた意味を与える点がある.第2に,既存の教育及び職業のデータベース間を個人の目的や履歴に応じた視点で「計算による動的設計」を実現する優れた知識表現がある.実際のデータベースに適用し,提案方式の実現可能性を検証した.
2.1の構成方式の,中等教育における数学学習への適用可能性,実現可能性を検証した.具体的には,中等教育における数学学習を対象として,学習項目間の因果・依存関係計量による学習状況に応じたカリキュラムの動的生成方式について研究を実施した.本方式により,既知の学習項目間の順序・依存関係の強さとルールを用いて,個人のテスト結果を分析することにより,重要な学習課題と学習の優先順序を発見することが可能となった.実際の4500人の学生のテスト結果データを対象とした実証実験を行ない,本方式の実現可能性を検証した.
研究成果は,論文としてまとめ,国内論文誌1本,国際会議発表論文1本(2007年4月,採録予定),国内会議発表論文3本として,発表した.

  • Research Products

    (4 results)

All 2007 2006

All Journal Article (4 results)

  • [Journal Article] 異種の職業情報と教育情報を連結するメタレベルデータベースシステムの構成方式2007

    • Author(s)
      高橋雄介
    • Journal Title

      日本データベース学会Letters Vol. 5,No. 4

      Pages: 29-32

  • [Journal Article] 学習項目間の因果・依存関係計量による学習者個人の学習状況適合カリキュラム生成方式2007

    • Author(s)
      小西亮介
    • Journal Title

      電子情報通信学会第18回データ工学ワークショップ(DEWS2007)論文集

  • [Journal Article] 個人に特化した数学教育環境実現のための学習状況分析システム2006

    • Author(s)
      小西亮介
    • Journal Title

      情報処理学会研究報告 No. 2006-DBS-140

      Pages: 27-32

  • [Journal Article] 異種の職業情報と教育情報を連結するメタレベルデータベースシステムの構成方式2006

    • Author(s)
      高橋雄介
    • Journal Title

      データベースとWeb情報システムに関するシンポジウム(DBWeb 2006)論文集

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi