• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2006 Fiscal Year Annual Research Report

共有資料へのアノテーションによる会議図解化システムと知識流通に関する研究開発

Research Project

Project/Area Number 18700112
Research InstitutionAdvanced Telecommunications Research Institute International

Principal Investigator

坂本 竜基  株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 知識科学研究所, 研究員 (20395164)

Keywordsコンテンツ・アーカイブ / グループウェア / アノテーション / 意思決定支援
Research Abstract

本研究の目的は、会議における共有資料に対して付与される複数のメモ、つまりアノテーションから個々の視座を推定しつつ図解化をおこない、それを共有することによって会議全体のアーカイビングとその再利用を実現する基盤システムを構築することにある。これに向けて、今年度は主に1"アノテーションのクラスタリングアルゴリズムの確立"と2"共有資料とアノテーションを用いた議論図解化システムの構築"に取り組んだ。1では、単なる文字ベースのアノテーションではなく、アノテーションにユーザの意図を織り込むことができる一種のフォークソノミーシステムを数百人規模の学会支援システム上で運用した結果のデータ分析をおこなった。このシステムでは、他人のアノテーションを協調フィルタリングやTFIDFなど複数の推薦アルゴリズムをもちいて推薦する機能があり、この結果からアノテーションの使用傾向や、指示文字列の分析等をおこなった。2では、DOMを用いたアノテーション付与インタフェースを開発し、SlidyをはじめとするHTMLベースのプレゼンテーションフレームワーク上でのアノテーション用ライブラリを開発した。このライブラリは、XHTML+CSSで表現されたプレゼンテーションファイルをJavaScriptをもちいてDOMの解析と操作をおこなうことで閲覧者によるマーキングとアノテーションを実現する。本研究が対象とする議論資料に対するアノテーションと図解化において、元となる議論資料の視認性等が損なわれては意味がない。しかし、今年度のライブラリをもちいた場合実世界での付箋紙やペンによるアノテーションも多くなれば対象資料の視認性が低下するのと同様の問題がおこる。このような共有資料とアノテーション双方の共存が継続検討課題である。

  • Research Products

    (5 results)

All 2007 2006

All Journal Article (5 results)

  • [Journal Article] Aikuchi : Marking based Social Navigation System2007

    • Author(s)
      Yuki Matsuoka
    • Journal Title

      Proc. of International Conference on Weblogs and Social Media 2007

      Pages: 289-290

  • [Journal Article] イロノミー : 色付き傍線によるWeb文章を対象としたフォークソノミー2006

    • Author(s)
      坂本 竜基
    • Journal Title

      2006年度人工知能学会全国大会論文集 (CD-ROM)

  • [Journal Article] Web文書に対するマーキングからの個人知識の獲得2006

    • Author(s)
      松岡 有希
    • Journal Title

      2006年度人工知能学会全国大会論文集 (CD-ROM)

  • [Journal Article] Social tagging using marked strings in Web pages2006

    • Author(s)
      Yuki Matsuoka
    • Journal Title

      Proc. of 1^(st) Semantic Authoring and Annotation Workshop

  • [Journal Article] Web文章に対する三色ボールペン読書法支援とデータの二次利用2006

    • Author(s)
      坂本 竜基
    • Journal Title

      第28回日本創造学会研究大会論文集

      Pages: 124-127

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi