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2006 Fiscal Year Annual Research Report

日本語-ウズベク語機械翻訳システムの開発

Research Project

Project/Area Number 18700141
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

小川 泰弘  名古屋大学, 情報科学研究科, 助手 (70332707)

Keywords機械翻訳 / 対訳辞書 / ウズベク語 / 膠着語 / ウイグル語
Research Abstract

本研究では,これまでに開発してきた日本語-ウイグル語機械翻訳システムの辞書を日本語-ウズベク語辞書に置き換えることによって,日本語-ウズベク語機械翻訳システムを実現する.日本語-ウズベク語辞書の構築に際しては,既存の辞書を利用するだけでなく,ウイグル語とウズベク語が類似した言語である点に着目し,我々が作成した日本語-ウイグル語電子辞書のウイグル語訳をウズベク語訳に変換したものも利用する.以上により,本研究では収録語数約2万語以上の日本語-ウズベク語電子化辞書と,それを利用した日本語-ウズベク語機械翻訳システムを開発する.
平成18年度には,日本語-ウズベク語電子辞書を作成した.作成にあたっては,まず,ウズベク語-日本語辞書である,小松格著『ウズベク語辞典-新版-』(大阪ウズベキスタンの会,2004年)を電子化した.電子化にあたっては,著者の協力のもと,電子データを入手した.さらに,日本語を理解するウズベク人が精査して,綴り間違いや訳語誤りなどを修正した.このようにして,見出し語数約1万7千のウズベク語-日本語電子辞書を作成した.
次に,ウズベク語-日本語辞書のウズベク語と日本語の対訳対の順序を入れ換えることにより,日本語-ウズベク語対訳辞書を半自動的に構築した.ただし,このままでは,日本語の見出し語として相応しくないものや,表記の差異による誤りなどが含まれるため,それらを精査する必要がある.これは平成19年度の課題である.
なお,本研究に関しては,「日本語-ウズベク語機械翻訳」の標題で,NLP若手の会 第1回シンポジウムにおいて発表した.しかし,このシンポジウムでは予稿集が発行されていないため,内容については,下記URLを参照されたい.
http://sslab.nuee.nagoya-u.ac.jp/nlp-youth/

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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