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2006 Fiscal Year Annual Research Report

CMSを利用した教育実習アーカイブ構築と教員養成系大学生の授業実践力の形成

Research Project

Project/Area Number 18700652
Research InstitutionNaruto University of Education

Principal Investigator

藤原 伸彦  鳴門教育大学, 地域連携センター, 助教授 (60333564)

Keywords授業実践力 / 映像コンテンツ / コンテンツ・マネジメント・システム / 映像アーカイブ / World Wide Web
Research Abstract

本研究の目的は,(1)教員養成系大学学生の教育実習における授業実践の映像を,Web上に蓄積することを支援するCMSシステムを構築し,(2)そのシステムを使うことで学生の授業実践力を向上することが出来るか検討する,ことである.
本年度の実績は,以下の通りである.
(1)映像コンテンツ蓄積を支援するシステムの開発
授業実践映像の蓄積を支援するために,コンテンツ・マネジメント・システムのサブモジュールをデザインし,そのプログラミングを外部委託した.システムは完成し,現在,実際に稼動している.
このシステムを利用することにより,授業映像をWebサイトで管理することが非常に容易になった.
(2)映像コンテンツの蓄積
鳴門教育大学学生が附属小学校・中学校における実習で実践したときの映像21編を,現在稼動しているサイトに蓄積した.また,学生の学習用教材として,鳴門教育大学教員が附属小学校にて実践した際の映像1編も蓄積した.
本年度中に,あと10編程度の映像を追加する予定である.
(3)開発したシステムと映像コンテンツの試験的運用
開発したシステムおよび蓄積した映像を,鳴門教育大学内の3つの講義で試用した.約10人の利用者から,(a)システムを使うことで自らの授業実践力の向上に役立つと思うか,(b)システムのインターフェイスは使いやすいか,の2点についてアンケートによってたずねたところ,ほぼ全員が授業実践力の向上に役立つと思うと回答した.
インターフェイスについては,映像を見るためにフリーソフトウェアをインストールする手順が難しい,システムの機能の一つであるコメント機能が使いづらく,また書き込まれたコメントも読みづらいという意見などを得た.
次年度の課題は,本年度明らかになったシステムの問題点の改善,および,映像コンテンツの充実と大学の講義において更なる活用と評価の継続である.

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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