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2006 Fiscal Year Annual Research Report

地域伝統舞踊習得のための人に合わせてくれる教材の開発

Research Project

Project/Area Number 18700655
Research InstitutionIwate Prefectural University

Principal Investigator

松田 浩一  岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (70325926)

Keywords地域伝統舞踊 / リズム感 / 加速度 / 動作の流れ
Research Abstract

(1)リズム感の可視化
本研究では,舞踊にリズム感は,「ため」「キレ」の連続によって生まれると定義し,腰の加速度によってその情報が得られるとしている.その検証のため,学習過程における「ため」「キレ」の変化を見ることとし,同一被験者における学習過程による加速度の変化を観察した.その結果,映像から見た主観的な習熟度と,腰の加速度グラフから得られる熟練者との一致度が比例することが確認できた.また,習熟過程において,熟練者との一致度が下がったときがあったが,そのときは,気持ちが落ち込んでいたため「ため」「キレ」が弱くなっていたことも分かり,加速度による判定の信頼性について確認ができた.
(2)学習者に合わせる映像教材
本研究では,学習者の習熟度は,手足の一致度を測らなくても,全体的な流れで判定できるとしている.そのため,学習者の学習過程における「動きの流れ」の変化を取得し,流れの違いを判別できるアルゴリズムの開発を行った.手拍子の間隔を単位とし,学習者と熟練者の差を判定する実験を行ったところ,学習過程において,映像から見た主観的な習熟度と,画像によって判定した一致度と一致することが実験からわかってきた.また,「流れ」のずれは,細かく局所的に散布するのではなく,ある程度のまとまりをもつことが分かってきた.このとき,一度習得できた,とされる部分も,学習過程で不一致と判定されることがあったが,映像を確認したところ,自分でアレンジを行ったりしていることが分かり,判定の信頼性について確認することができた.

  • Research Products

    (3 results)

All 2007 2006

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] 伝統舞踊における視線可視化による姿勢修正2007

    • Author(s)
      峯村惇
    • Journal Title

      第69回情報処理学会全国大会論文集 第4分冊,2Z-3

      Pages: 2

  • [Journal Article] 残像を用いた動作の流れの特徴抽出による舞踊動作評価2006

    • Author(s)
      高橋智也
    • Journal Title

      情報処理学会グラフィックスとCAD研究会 2006-CG-125

      Pages: 6

  • [Journal Article] 加速度を用いた地域伝統舞踊のためのリズム習得支援システム2006

    • Author(s)
      郡未来
    • Journal Title

      情報処理学会グラフィックスとCAD研究会 2006-CG-125

      Pages: 6

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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