2006 Fiscal Year Annual Research Report
テクニカルライティングにおけるコーパス言語分析ソフトウェアの開発
Project/Area Number |
18700658
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
アントニ ローレンス 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (10258204)
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Keywords | コーパス / コンコーダンス / 教育工学 / AntConc / テクニカルライティング |
Research Abstract |
「AntConc」は2006年度中、国内外で続けて高く評価され、雑誌や論文で評価や使用例の紹介も掲載されました。現在、4万人以上がAntConcのウェブサイトに訪問し、イギリス、アメリカ、ドイツ、日本、中国などの大学で正式のソフトとして使われています。 2006年度には、「AntConc」のバーションが8つリリースされ、2007年2月に最新版の「AntConc 3.2」をアップロードしました。「AntConc 3.2」にはT-ScoreとMIに基づいて、コロケートの順次を決めるための統計ツールが統合されました。また、UNICODEサポートをより強化し、各言語の綴りなどの分析をより簡単にできるように改善しました。全てのツールには「高度の検索」の機能を追加し、それによって、「ファイル」と「コンテクスト」の検索が可能となりました。 提案書で書いた目標の1つであった「データの難易度の分析ツール」を開発しましたが、これは独立した商業用のソフトとして可能性があるので、AntConcに統合せず、企業との交渉を検討されているところです。 ユーザーのフィードバックによって、2006年度中に真新しいGUIをデザインし、Windows・Linuxに続いてMacintosh OSXのバージョンも開発しました。それによって、完全なマルチプラットフォームソフトが完成しました。他にはレッマ分析、ユーザー設定のインポート・エクスポート、POSなどのタッグデータ分析などの改善をしました。 今後の改善を検討するため、Lancaster大学のUCRELセンターを訪問し、Rayson博士を始め、多くのメンバーとの会合を行いました。タッグ分析ツールやコロケートの検索方法などについて議論をし、AntConcについて発表とワークショップを行いました。大勢の方々が参加し、高く評価されました。
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Research Products
(2 results)