2006 Fiscal Year Annual Research Report
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18700666
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Research Institution | Yuge National College of Maritime Technology |
Principal Investigator |
加藤 茂 弓削商船高等専門学校, 電子機械工学科, 講師 (00413857)
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Keywords | 教育工学 / ソフトコンピューティング |
Research Abstract |
本申請では、子供のための物語創作支援システムの構築に取り組んでいる。まず、研究のアイデアを第8回日本感性工学会大会で発表し、色々なアドバイスを受けることが出来た。そして、それを踏まえ、システム開発に着手した。まず物語創作のための対話インタフェースを構築した、そして、19代後半から20代前半の被験者にインタフェースを用いて物語創作の実験を行いその成果を国際学会で発表した。子供を対象としていないためシステムの対話手法が異なるが、そのインタフェースデザインに大きな問題はなさそうであったので、子供のための物語創作支援システムのインタフェースもそれに近いデザインとし、開発を行っている。また、絵作成インタフェースがほぼ完成し第20回あいまいと感性ワークショップでデモを見せ、色々な意見をいただいた。 現在システムの主要な部分である絵作成インタフェース、物語創作対話インタフェースがほぼ完成しており、今後は被験者実験を行いシステムの有効性を確認する必要がある。実験にあたっては、データーベースの作成を数名に手伝ってもらう予定である。実験は数名の幼稚園年長、小学生低学年の子供に行ってもらい、創作した物語の完成度、システムの使用感について評価を行ってもらう予定である。実験結果は国際会議ISIS07で発表する予定でありextededアブストラクトを投稿中である。なお、本年度は絵を用いた物語創作支援システムという枠組みの新規性と有効性を示すための論文発表を行っている。
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