2008 Fiscal Year Final Research Report
A Study on Medieval Court Painters and Handscroll Paintings
| Project/Area Number |
18720025
|
|---|
| Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
| Allocation Type | Single-year Grants |
|---|
| Research Field |
Aesthetics/Art history
|
|---|
| Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
|---|
Principal Investigator |
TAKAGISHI Akira Tokyo Institute of Technology, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (80416263)
|
|---|
| Project Period (FY) |
2006 – 2008
|
| Keywords | 絵巻 / 土佐派 |
|---|
| Research Abstract |
中世後期における朝廷および将軍家周辺の絵巻制作、特に絵所預土佐派が関与した作品の精査を行い、これらの様式や主題が中世前期成立の絵巻の再生としての側面を持つこと、そして室町将軍歴代が理想とする政権構想を反映したものであることが明確となった。また、応仁の乱後に活躍した土佐光信は、現地で取材を行ってリアルな景観を絵巻に表現しており、新たな近世的風景観の創出に大きな役割を果たしたことが指摘できる。
|
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[Remarks] 『室町絵巻の魔力』について、次の新聞、雑誌等で書評・紹介が行われた。
-
[Remarks] 『朝日新聞』2009年4月2日夕刊(紹介)
-
[Remarks] 『出版ニュース』2008年11月上旬号(紹介)
-
[Remarks] 『週刊読書人』2008年11月7日(黒田智・早稲田大学助教による書評)
-
[Remarks] 『藝術新潮』2008年11月号(紹介)
-
[Remarks] 『朝日新聞』2008年10月12日朝刊(石上英一・東京大学教授による書評)
