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2007 Fiscal Year Annual Research Report

少子高齢社会における制度設計の新たな視点

Research Project

Project/Area Number 18730133
Research InstitutionUniversity of Hyogo

Principal Investigator

橋本 浩幸  University of Hyogo, 経営学部, 准教授 (30295620)

Keywords経済理論 / 経済政策
Research Abstract

昨年度に2本のディスカッション・ペーパーとして纏めた少子高齢化経済における政策含意に更なる説得力を持たせるため,生産にかかわるシステムの特性を特定化している諸パラメータ(例えば,CES型の生産関数における生産性パラメータ,分配パラメータ,代替の弾力性パラメータ)の選択に関するミクロ経済学的,ないしは実証的な基礎付けを行おうとしたが,残念ながら予定通りにはいかなかった。ただし,人口構成の変化に対して,いかなる技術を選択していくか,人的資本の配置をどのようにしていくかを明らかにしていくことは,少子高齢化の問題を考える上で非常に重要であり,拡張の方向としてもPromisingであると考えるので,今後も引き続き検討を加える。また,年金制度の存在を前提とした場合に,財源調達にかかわる負担の分担は異世代間で如何にあるべきかについて,前年度までに開発を続けてきたモデルを中心にしてではあるが,整理できそうな段階である。これは,2008年中にはディスカッション・ペーパーなどに纏める予定である。さらに,政府の規模および支出内容と経済成長との間のマクロ経済的関係についても,新たな視点を提供できるモデルを開発中である。以上,今年度の成果として論文などに纏められたものはないが,研究を継続し成果を纏めたい。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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