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2006 Fiscal Year Annual Research Report

NOEMによる最適通貨圏の分析および為替レートに関するパズルの解明

Research Project

Project/Area Number 18730151
Research InstitutionOtaru University of Commerce

Principal Investigator

廣瀬 健一  小樽商科大学, 商学部, 助教授 (40345450)

Keywords国際マクロ経済学 / 為替レート / 最適通貨圏
Research Abstract

本研究は国際マクロ経済学の分野において近年盛んに研究されているNOEM(New Open Economy Macroeconomics)と呼ばれる開放マクロ経済モデルを用いて、EUの通貨統合や将来的な検討が予想される東アジア地域の単一通貨構想のような問題と密接に関わる最適通貨圏(Optimum Currency Area)の分析や為替レートのフォーワード・プレミアム・パズル(Forward Premium Puzzle)等の為替レートに関する重要なパズルの解明に取り組もうとする試みである。
平成18年度における本研究の実施状況は以下の通りである。
1.NOEMによる最適通貨圏の分析に関して
本研究において導出される結果がどのようにして生じるのかという経済学的メカニズムを明確にするため、まずは解析的に解くことが可能な比較的単純化したNOEMモデルを用いて最適通貨圏に関する分析に取り組んだ。
2.NOEMによるフォーワード・プレミアム・パズルの解明に関して
1.と同様に、解析的に解くことが可能な比較的単純化したNOEMモデルを用いて初歩的な考察に取り組み、また、翌年度以降の研究の準備として、既存の(NOEMを用いない)動学的最適化モデルによるフォーワード・プレミアム・パズルの研究を調査しながら、NOEMとの融合に向けてより有効的な方法を模索した。
3.1.および2.の両者に共通して必要となる作業に関して
数値計算ソフトを用いたプログラム作成技法の習得なども含め、翌年度以降に行う数値計算のための準備を行った。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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