2006 Fiscal Year Annual Research Report
動学的最適化により空間を考慮した地上交通ネットワークにおけるセカンドベストの政策
Project/Area Number |
18730161
|
Research Institution | National Graduate Institute for Policy Studies |
Principal Investigator |
吉田 雄一朗 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (70339919)
|
Keywords | 高速道路 / 交通ネットワーク / 混雑料金政策 / 民営化 / セカンドベスト |
Research Abstract |
18年度においては理論モデルの精緻化および学会での発表をおこなった.理論モデルの精緻化については、社会的最適な政策および民営化された会社が利潤最大化を目指しつつ交通サービスを供給する場合についての分析を行った従来の地上交通ネットワークモデルを拡張し、交通インフラの運営と保有が分離(いわゆる上下分離)した場合を分析した.具体的には、運営と保有とも民営化された場合および所有は公共主体でありながら運営のみが民営化された場合に分類して理論分析を行った. この研究成果をInternational Conference on Funding Transportation Infrastructure学会において発表、さらに政策研究大学院大学研究論文集に掲載した("Partial equilibrium analysis of social optimal pricing and capacity of a congestible highway with an elastic demand," Report No.:I-2006-0009,Date:2007.2)
|
Research Products
(1 results)