2008 Fiscal Year Annual Research Report
自動車部品サプライヤー・システムの変容と知的高度化
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18730259
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| Research Institution | Hosei University |
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Principal Investigator |
近能 善範 Hosei University, 経営学部, 准教授 (10345275)
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| Keywords | 自動車産業 / サプライヤー / 共同開発 / 先行開発 / 企業間関係 |
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| Research Abstract |
2008年度は、第一に、1993年から2004年までに自動車メーカーが出願した特許データと、主要な一次部品メーカー(First Tier suppliers)が出願した特許データ、及び両者が共同で出願した特許データをもとに、自動車メーカー・サプライヤー間のエレクトロニクス分野の先行開発協業の特徴について分析を進めた。また、自動車メーカー・サプライヤー間のエレクトロニクス分野の先行開発協業のマネジメントの実際がどうなっているのかを明らかにし、さらには上記のデータ分析から得られた結果を正しく解釈するために、自動車メーカー及びその中核的サプライヤーへのインタビュー調査を行った。
こうした成果は、The Mitsubishi UFJ Foundation Conference, "Exploring New Perspectives on Management"、及び法政大学イノベーション・マネジメント研究センターワーキングペーパーシリーズなどで公表.報告したが、日本だけでなく、海外(特に東アジア地域)の実務者・研究者からも大きな反響があった。
第二に、海外への情報発信を意識し、先行開発協業に関するこれまでの研究成果を英語論文にまとめ、今年度は上記のように法政大学イノベーション・マネジメント研究センターワーキングペーパーシリーズにて公表した。また、同じ論文を、海外査読誌へ投稿した(現在は査読待ちの状況である)。来年度中に、なんとか海外査読誌への掲載を決めたいと考えている。
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