2008 Fiscal Year Final Research Report
Studies of spread of clinical psychology from sociological Aspect.
Project/Area Number |
18730344
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
SAKIYAMA Haruo Ritsumeikan University, 産業社会学部, 准教授 (20361553)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 感情社会学 / 感情労働 / 心理主義 / ケア |
Research Abstract |
2000年代に入り、日本社会においては災害等に対して「心のケア」がすぐ唱えられたり、あるいは企業・学校等々がカウンセラーを設置するなど、心理学的な知が普及し、それによって「社会問題」を解決することが目指されるようになってきた。 本研究では、社会学的な観点から、それがいつ・どのような時期から進展していったのか、並びになぜ特に現代社会において広く普及しているのか、さらにはその功罪を感情社会学の知見から明らかにした。
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