2006 Fiscal Year Annual Research Report
障害者の地域自立生活支援を担う支援者の能力開発と再教育プログラムに関する研究
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18730363
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| Research Institution | Yamanashi Gakuin University |
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Principal Investigator |
竹端 寛 山梨学院大学, 法学部, 講師 (90410381)
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| Keywords | 現任者研修 / 組織改革 / エンパワメント / 障害者福祉 / 職員教育 / 権利擁護 / 地域生活支援 |
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| Research Abstract |
本研究では、地域移行の促進と地域自立生活支援を行う上で鍵となる支援者の資質の向上とエンパワメントを目的としたスタッフ教育のあり方を模索するために、次の2点を明らかにすることをメインテーマとしている。
1,障害者の地域自立生活支援にどのようなスタッフ能力開発プログラムや組織変革が求められるか、を先進的通所施設の職員悉皆調査に基づき明らかにする。
2,地域移行時に支援スタッフに求められる支援のあり方について、国内外の現地調査および文献調査に基づき、その論点や課題を明らかにする。
研究1に関して2006年度は、2ヶ月に一度程度、ある障害者通所施設の職員会議や職員研修、日中活動支援の場などへの参与観察を行なうと共に、2006年度末には同施設の介護職員へのインタビュー調査(全22名)を行った。地域自立生活支援を行う先進的施設における、スタッフの能力開発上の課題(個人変革)と組織変革に関連したインタビューを行い、様々な論点から同問題を考察する材料を得られる事ができた。
研究2に関して、2006年度はスウェーデンおよびオランダでの調査を行い、新たな支援のあり方に関する知見を得た。またスウェーデン調査の一部は、雑誌にその報告をまとめた。
この一年間の両研究の現地調査や文献研究に基づき、セルフアドボカシーや権利擁護を基盤においた支援者変革や組織変革が大きな課題になっている、という作業仮説を構築するに至った。次年度以後、この作業仮説を検証するための、さらなる実態調査や文献研究を続ける予定である。
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Research Products
(1 results)
