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2006 Fiscal Year Annual Research Report

重複障害に対応する社会福祉制度・サービスのあり方に関する研究

Research Project

Project/Area Number 18730374
Research InstitutionKumamoto Gakuen University

Principal Investigator

高林 秀明  熊本学園大学, 社会福祉学部, 助教授 (00305781)

Keywords社会福祉関係 / 障害者福祉 / 地域福祉 / 重複障害 / 生活実態調査
Research Abstract

18年度は、2006年8月〜10月にかけて、熊本県内の障害者団体および障害者施設の利用者を対象に、生活実態調査を行った。1,200の調査票を配布し、641を回収した。障害者自立支援法のもとで、重複障害者は単一障害者以上に新制度の影響が大きいことが明らかになった。三障害の一元化を一つの目的とした制度改革であったが、いまのところ、重複障害者に対応した制度にはなっていない。世話・介護に関する制度・サービスの量・質の面で大きな転換を求めている重複障害者の場合は、利用料の1割負担と食費、医療費などの負担増加と、職員配置の低下などによるサービスの質の低下のために、またこれまで同様に医療的なケアに対応できる体制(看護師・OT・PTなどの関連職種の配置など)の不備のために、これまで以上に社会的自立の条件が乏しくなっている。詳しくは、現在、論文を作成中である。また、2006年10月〜12月にかけて、全国の主に通所施設を利用している障害者と家族を対象に、生活実態調査を実施した。約2400世帯から回答を得て、現在、集計・分析をすすめており、19年度において重複障害者の生活実態および社会福祉制度・サービスの課題等を明らかにしていく。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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