2007 Fiscal Year Annual Research Report
カリキュラム評価に活きるスタンダードの設定に関する国際比較調査
Project/Area Number |
18730496
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
西岡 加名恵 Kyoto University, 教育学研究科, 准教授 (20322266)
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Keywords | 教育評価 / 目標に準拠した評価 / カリキュラム / スタンダード / パフォーマンス課題 / ルーブリック / アメリカ合衆国 / イギリス |
Research Abstract |
平成19年度は、下記の通り、主としてスタンダードの内容に焦点をあてた比較調査を進めた。 (1)日英米のスタンダードについての比較調査:諸外国(主として英米)において実際に成文化されているスタンダードや国際学力比較調査の内容と、日本における学習指導要領や学力調査の内容に関して、とりわけ理科と社会科に焦点をあてて比較調査を行った。また並行して、米国におけるカリキュラム評価の理論書(Wiggins, G. & McTighe, J., Understanding by Design, 2nd ed., ASCD, 2005)の翻訳作業を進めている。 (2)日本の実践校におけるアクション・リサーチ:引き続き、京都市立衣笠中学校との共同研究を進めた。平成19年度は、学校ぐるみでルーブリックの作成に取り組み、さらに評価結果に基づいて指導を改善することに焦点をあてた。また、新たに京都府乙訓教育局の小・中学校との共同研究を開始した。さらに、京都大学大学院教育学研究科E.FORUMが開設している「カリキュラム設計データベース(CDDB)」の掲示板上で、会員となっている教員に対し、実践開発への助言や実践交流を日常的に行った。 (3)成果の中間報告:加西市立下里小学校・京都市立衣笠中学校の先生方との研究開発の成果をまとめた(明治図書より、西岡加名恵編著『「逆向き設計」で確かな学力を保障する』として近刊予定)。衣笠中学校での研究成果については、公開研究会においても報告した。また、E.FORUM「カリキュラム設計データベース」での活動について、学会において報告した。
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Research Products
(6 results)